アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
〜 和田英一 〜 https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/dr_wada.html
ほんとキーボードっていうのは好みわかれるものだと思う。
自分にも好みはあるなとわかった。
少し前なんて、「分割がどうの」「自作が何だかんだ」「軸がどうのこうの」…なんて語っていた。…そしておそらく今後も語ると思う。
メカニカルのスイッチに関しては、とっても可愛い見た目だから愛着わくんだけど、実際に使ってみるとチャタリングでてしまうしコレクタブルなものではなく「道具」としてみてしまうと使いづらいんだよなと感じている。
そして自分が帰るべき場所はすでに決まっていて、結局HHKBなんだよな。
もし、まだ触れていない方がいたら本当に触れてほしい。
長時間でも気持ちよく使い続けられる打鍵感や触り心地で、よく考えられて作られているプロダクトだと感じるはず。
そして、わざわざ誰も読まないブログを書いちゃってしまうくらい良い。
※ちなみにセブンイレブンなどのATMで利用されているスイッチはHHKBと同等の静電容量無接点方式で東プレのOEMを使用。重さは異なるそうです。
“カウボーイが担いでいく鞍(プロダクト)”ってのを、いつか自分もつくれるようになりたいものだと思わせてくれる。